最近はキャンプ需要も高まってきています。その中でも特には「キャンピングカーでキャンプに行く」に人も増加しています。キャンプ場で車中泊や、キャンプ場でなくとも、「RVパーク」などで車中泊をすることも、いつもと違った旅の楽しみ方ができるためとてもおすすめです。
ただ、「車中泊の仕方なんてわからない・・」「車中泊一度はしてみたいけど、何をすればいいかわからないからやってない・・」なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか??
今回はそんな「車中泊初心者」のあなたにおすすめの「車中泊初心者が準備すべきこと」をご紹介していきます。この記事はこんな方におすすめです。
- 車中泊初心者の方
- これから車中泊をしようと考えている方
- キャンプ場で車中泊したい方
ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。
ベアーズ島田キャンプ(この記事の執筆者)
月に10日以上キャンプに出掛ける野外料理研究家。 レシピ本を2冊出版 その傍ら合同会社ベアーズの代表を務める。 そちらの会社では楽天トラベルキャンプのアンバサダー、アウトドア用品のアドバイザー、レンタルキャンピングカーなどの事業を営む2児の父親。
そもそも車中泊って?
そもそも「車中泊」とは?車中泊とはその名前の通り「車の中で寝泊まり」すること!
キャンプ場だとテントの設営や撤収で時間や手間がかかるな・・と思う方もいらっしゃると思います。しかも雨の日はもっと余計に手間や時間がかかる・・。
でも車中泊ならそんな手間をかける時間がなく、手間暇をかける必要なし!
- 移動・寝泊まりを両方できるので、効率的
- 柔軟な旅の計画(車中泊OKな場所ならどこでも寝られる)を立てられる
- 宿泊代金が浮く
こんなメリットが多数。ぜひ一度は車中泊に出掛けてみて欲しいです。
私も何度も旅に出かけていますが、ほぼキャンピングカーでの「車中泊旅」!子供がいても、移動が楽だし、車中泊をする、という普段しない行為を子供も一緒に楽しんでくれる!車中泊旅をするならぜひ「キャンピングカー」で出かけて楽しむのがおすすめ!
初めて車中泊旅をする時の注意点
ここからは「車中泊」を初めてするときに「準備すること・注意すること」をご紹介していきます。
- 車中泊に適した場所の選定
- 必要なアイテムの準備
- 車中泊のための電源と充電
- ルートとスケジュールの計画
主に上記の点に注意しながら車中泊をするのが、安全です。一つずつご紹介していきます。
車中泊に適した場所の選定
一つ目の車中泊の準備・気をつける点は、「車中泊」に適した場所を見つけること。場所によっては、車中泊ができないところなどもあるため、車が止められるからといって、勝手に車中泊をしたら実はルール的にアウトだった・・。なんてこともあります。しっかり自分の目で確かめる必要があるので気をつけましょう。
安全な場所を選ぶ
車中泊をする際は、「幅の広い道路」など、車が実際に通る道路などでは車中泊をしないようにしましょう。そもそも危険です。
しっかりと車を停められる・駐車のための区画整理がされている場所・キャンプ場やサービスエリア、道の駅など、車中泊に適した場所を事前にリサーチしてから車中泊をするようにしてください。
また、犯罪率が高い地域など、事件に巻き込まれそうな付近で車中泊をしないことも押さえておきましょう。
法律と規則を確認
車中泊をする際は「車中泊をして大丈夫な場所かどうか」を確認することが必要です。道の駅などでも、「車中泊は禁止、一定時間の駐車はOK」などのルールがあったりします。気をつけるポイントは下記。
- 合法的な場所かどうか
- 駐車時間の制限が問題ないか
- 地域による規制がないかどうか
- 私有地での車中泊ではないかどうか
車中泊をする際は、公道や私有地での無許可の駐車は違法となる場合が多いです。自分が車中泊をしようとしている場所が、法律で「車中泊禁止」になっていないかは十分確認するようにしましょう。
必要なアイテムの準備
続いては、「必要なアイテムの準備」が必要です。せっかく車中泊に最適な場所を見つけた・・。となっても、車内環境が良くないなら車中泊の楽しみも台無しです。
そんな車中泊で最低限必要なアイテムをご紹介します。
- 寝具
- 防寒・防暑対策
- ブライバシー対策
寝具
まずは車中泊に欠かせない「寝具」。そこまで高いものを選ぶ必要もないですが、最低限ストレスなく寝られる形の寝具を選ぶことをお勧めします。特に「マットレス」には十分に注意して選んでいただきたいです。
「マットレス」を選ぶ場合、下記のポイントで選ぶのがベスト。
- 車にあったサイズを選ぼう
- 厚さは10cm以上がおすすめ
- 断熱性に注目
車のサイズに合わせる点や厚さを重視する点は言わずもがな。
マットレスの場合、「R値」という「熱抵抗値」を参考に商品を選ぶのもおすすめです。
R値(熱抵抗値)は、ASTM F3340-18に基づくスリーピングパッドの断熱性を表す指標です。数値が高いほど断熱性が高いことを示しています。R値はパッドを選択する際の目安としてみてください。
夏場の車中泊の場合は、逆に通気性の良いものや、既存のマットレスの上に「冷感寝具」を載せて活用することもおすすめです。車中泊をする季節や天候・気温など、状況に合わせて変更するのがおすすめです。
防寒・防暑対策
お次は、「防寒・防暑対策」です。
車中泊では室温調節が大きな問題。特に山間部では夜間の冷え込みに注意が必要になってきます。その際におすすめしたいのは下記。
- 防寒用のマットレスを準備
- 服装はレイヤースタイルを意識した服装
- 小型ヒーターなど、車内でも使える電化製品を持ち込む
車中泊の際の「防寒」に関しては、こちらの記事でも詳しく紹介しているため、ぜひ参考にされてください。
- 窓の断熱
- 窓の適切な開閉
- エアコン
- 日陰での駐車
車内が暑い場合は、適宜窓を開けて風の通りを良くしたり、エアコンなどを使用して車内の温度が高くならないように調整しましょう。車内で使える小型ファンなどもあったりするため、予算や車内に合わせて購入を検討することもしましょう。また、キャンピングカーの場合はエアコンなどの機能が付いている場合がほとんどです。問題は電源供給源をしっかり見つけて、就寝中でもエアコンが使えるように注意することです。そういった場合は「RVパーク」など電源サイトが付いている場所で車中泊をするようにしましょう。
プライバシー対策
最後は「プライバシー対策」について。夜間の車中泊では外からの視線・他の車のライトなどがストレスになる、などの問題があります。
プライバシーの観点から押さえておくべきポイントは下記。
カーテンやシェードの使用でプライバシーを保護。
- カーテンやシェードの使用でプライバシーを保護
- 車通りの多い道側になるべく車を置かない
窓や運転座席にカーテンやシェードを設置して、外からの視線などを遮るようにしましょう。また、騒音問題を事前に避けるために、車中泊をする場所はなるべく「車通りが多い車道側」には置かないように注意しましょう。
車中泊のための「電源と充電」
続いては、車中泊のための「電源と充電」について。
- 車中泊ではスマホやタブレットなどの充電が必要
- カーインバーターやポータブル電源の使用が推奨
車内でスマホやタブレットを使うことは想像できると思いますが、さらに言えば「ヒーター」「エアコン」などの機器も使うことがあります。それらももちろん電気がないと動かないため、電源がある場所、もしくは電気を確保できるものを持ち込んで車中泊をする必要があるでしょう。
コンセントなどをさせる電源があって車中泊ができる場所としては主に下記があげられます。
- キャンプ場
- RVパーク
- 道の駅
キャンプ場や道の駅はご存知の方も多いと思います。最近では、道の駅でも車中泊が許可されている場所が多く、中には電源を提供している施設もあります。トイレやレストラン、地元の特産品を販売するショップなどの施設が充実しているところもあります。お出かけの場所に合わせて「最適な道の駅」を探してみてください。
「RVパーク」はRecreational Vehicle Park の略で、「サイト」または「キャンプ場」と呼ばれる割り当てられたスペースに一晩以上滞在できる場所です。
駐車場に近い形のものが多いですが、施設が併設されていたりする場所もあるので、用途に合わせて選んでみるのがおすすめです。
「RVパーク」を予約の際は、「RV-Park.jp」で検索するのがおすすめです。
電源サイトなどがついている場所に車中泊ができないことも考えられます。そんな時は「ポータブル充電器」で電気を供給することもおすすめです。
ポータブル充電器があるだけで、携帯やタブレット、その他電化製品も一部使うことができます。予算に余裕のある方はポータブル電源も準備しておくと良いかもしれません。
私が使用しているポータブル電源はこちら。参考にしてみてください。
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ルートとスケジュールを立てる
最後は「ルートとスケジュール計画」の必要性についてご紹介していきます。
- 交通状況などを把握しておくことで、ストレスなく旅をする
- 車中泊場所の「営業時間」、観光地の「営業時間」などを把握しておく予想外の出来事を回避
事前に車中泊場所に行くためのルートを確認して、渋滞情報や交通状況を知っておくだけでも、旅のトラブルを軽減することができます。また、スケジュールを立てておくことで、「車中泊場所についたら営業時間外だった」などの不測の事態に備えることもできます。車中泊場所も上記で紹介してきた場所以外はサービスエリアなどの施設しかないのが現状。不測の事態で「車中泊できる場所がなかった」などを避けるためにも、事前に計画を立てておきましょう。
事前にスケジュールを考えておくだけでも、効率的に動けて、楽しい車中泊旅ができますよ。ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
まとめ
それでは「車中泊初心者が注意すべきポイント」についてのまとめです。
- 車中泊に適した場所の選定
- 必要なアイテムの準備
- 車中泊のための電源と充電
- ルートとスケジュールの計画
車で寝泊まりするなんて、そこまで準備いらないじゃん!と初心者の方もいらっしゃるかもしれません。しかし、これまで紹介してきたように「法規制」で車中泊ができなかったり、気温などの外部環境によって車中泊がしづらいなどの問題も存在します。
車中泊初心者の方は、ぜひこれらを参考に「快適で楽しい車中泊ライフ」を実践してみてください。
車中泊はキャンピングカーがおすすめ!
上記では「車中泊初心者」の方向けに対策とその方法について解説をしてきました。ただ私としては車中泊初心者の方は「キャンピングカー」で行くことを強く推奨します。その理由は下記。
- 断熱と暖房や冷房などの設備が完備されている
- 快適な睡眠環境が整う
- 収納スペースが豊富で、アイテム収納に困らない
- キャンピングカー向けのスポットは全国に多数ある。
これらの装備・環境が最あるキャンピングカーなら、初心者の方でも、快適に車中泊を楽しむことができます。ぜひキャンピングカーでの「車中泊旅」をしてみませんか?
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